DAZNの片割れ、女子テニスと新たな契約。

女子のプロテニスツアーを統括するWTAは、Stats Perform社と6年間のデータサプライヤー契約を結びました。試合中にリアルタイムでさまざまなデータを提供します。

また、Stats Performはスポーツベッティング業者向けの映像配信も手がけており、ベッティングに必要なデータ提供の役割も担うことになります。
Performという名前でお気づきの方も多いかと思いますが、もともとはDAZNの前身であるPerform GroupのB2B部門であり、それを分割したうえでStats社に売却・合併した経緯があります。

旧Perform Groupは2015年にWTAと10年契約を結んでおり、映像製作と放映権の管理を引き受けています。この業務は現在のDAZNに引き継がれ、B2Bにあたるスポーツベッティング向けの事業はStats Perform側に移っています。

この契約は2024年までであり、対して新たな契約は2026年まで。もとは同じ会社だったふたつの部門が、それぞれ異なる期間の契約を結んだことになります。現在でもDAZNが少数株主だとのことですが、別々の道を歩み始めたのだな…と勝手にしんみりしております。

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