東京ドーム、三井不動産と読売が買収へ。

東京ドームもコロナ禍で大打撃を受けた企業のひとつですが、ピンチはチャンスと言いますか、困ってる時にはハイエナ…じゃなくて助け舟がやってきます。

三井不動産がTOBをかけ完全子会社化し、その後株式の20%を読売新聞社に譲渡するとのこと。買収総額は約1,200億円なので、240億円ほどを読売が負担するとみてよろしいでしょう。
球団と球場の一体経営はもはや不可欠と言ってよいでしょう。日本シリーズではソフトバンクに2年連続で4連敗をくらい、セ・パの格差がいろいろと叫ばれていますが、DH制の問題に矮小化することなく、球団経営全体の問題としてとらえる必要があります。

また、朝日新聞社が大幅赤字を計上するのではといった話が流れています。それでも不動産収入のおかげで赤字幅は縮小されているそうです。読売もマロニエゲート(旧プランタン銀座)などを持っていますが、収入源の多角化は必須ですし、そのためには巨人軍の力がまだまだ必要です。

プロ野球界は観客動員が激減し、選手の年俸などにも影響が及ぶものと考えられますが、苦しい時こそ自らを変えられるか。できなければ弱いところから倒れていくだけです。なんとも厳しい。

まぁ、東京ドームにしてみれば切り札は後楽園競輪の復活かもしれませんが。でも地元の反発は避けられませんし、ミッドナイト競輪だったら東京にこだわる理由もない。地下に眠るバンクがもったいないです。

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