楽天、NBAオリジナル番組を終了でライトファン放棄?

NBAの独占配信権を保有する楽天は、昨シーズン限りでオリジナル番組の配信を終了したことを明らかにしました。

先日もサービス内容の一部変更を発表しており、ライトファン向けのサービスを削ってコアファン向けにシフトする姿勢を見せていましたが、その姿勢がさらに強まった形と言えるでしょう。
記事の下にあるコメント欄を読む限りでは、タレントを起用した番組内容には賛否があったようで、それは仕方ないとは思うのですが、コロナ禍の影響で予算配分を見直さざるを得ず、結果としてコアファンを優先することでコストカットに踏み切ったようにどうしても見えてしまいます。

長期的に考えれば新規ユーザーの獲得と、ライトファンをコアファンに育てていく努力を同時に進めていくべきなのですが、楽天は当初から新規獲得にあまりリソースを割いている感じではありませんでしたし、しばらくはこれでしのぐことにしたのかな…と。新規獲得と既存会員の維持のコストでは、新規獲得のほうが何倍もかかるというのが一般的です。

有料サービスの範囲内でこのような番組を配信するのは効果的なのか。最近DAZNが「やべっちスタジアム」が始めたことと対照的です。こちらもうまくいくかは未知数ですが。

日本サッカー応援宣言!やべっちF.C. | 株式会社文化工房

選手の本音やテクニックに迫るSP企画も超満載で、毎週日曜 深夜0時10分から好評放送中!日本代表情報はもちろん、Jリーグ/J1全試合全ゴール&J2、海外日本人や欧州リーグの最新情報&スーパープレー集、更に番組独自のSP企画などをテンポよくお届けするサッカー情報番組。 メイン司会はご存じナイナイ矢部浩之。2013年4月からは記憶と記録の「魂のストライカー」ゴン中山こと中山雅史も参戦!取材・実況・解説を一人で行う「GON・ALL!!」やざっくりとしたトーク企画「今、俺は、お前と、話したいっち!!」などゴン中山ならではの企画も大好評! 2015年4月からは元日本代表で、2002年日韓W杯、2006年ドイツW杯出場。2004年アジアカップ優勝も成し遂げた中田浩二も参戦!ますます番組が盛り上がっています! アナウンサー陣には正確無比な実況に定評のあるエース進藤 潤耶アナ、竹内由恵アナ、久冨慶子アナ、山本雪乃アナが持ち前の笑顔で番組を盛り上げています。 また、やべっちF.C.の誇る「しりとリフティング」や「フリーキック研究所」、「なべっちFC」、「フリーキック対決」「宿題テクニック企画」「フットサル対決」など様々なサッカーの特徴を随所に取り入れた多彩な名物企画は、番組の看板として、視聴者はもちろんの事、多くの選手やサッカー関係者からも注目を集めている。文化工房撮影部が誇る「ハイスピード撮影技術」を存分に駆使し、国内外一流選手のフリーキックを科学的に解き明かすコーナー。過去に、ストイコビッチ、中村俊輔、遠藤保仁、阿部勇樹、本田圭佑など現役バリバリの超絶生FKテクニックを本人の解説も交えて研究しています。最近のサッカー中継でハイスピードカメラを使用するキッカケを作った先駆け企画としても有名。サッカー好きのやべっち部屋に選手ゲストを招き、鍋をつつきながら選手をつついていく究極のトーク企画。鍋を囲んでという雰囲気も手伝って、選手の本音や裏話がバンバン飛び出す超人気企画。更にその都度登場する、様々な有名絶品鍋も選手からは大好評!やべっちが、選手と交互に「リフティング」をしながら「しりとり」をするという対決企画。過去に大久保、闘莉王、玉田、遠藤保仁、マンU香川真司など日本代表を中心に対戦。一説には対戦を心待ちにしてくれている選手も多数いるという噂も・・・。やべっちと様々な選手がフリーキッ

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「やべっちスタジアム」についても簡単に触れておくと、これはほぼ「やべっちFC」ですね。第1回の冒頭でテレビ朝日から花が届いたことが注目されましたが、文化工房という会社からも花が届いていることが確認できます。

ここが「やべっちFC」の制作会社であり、おそらく引き続き担当しているのでしょう。また、この会社はテレ朝の系列であり、テレ朝から見れば自らスポンサーを探すよりも、DAZNに丸抱えしてもらったほうが効率がよいとも言えます。そういう観点からも円満移籍と考えてよさそうです。

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