またお漏らし？DAZN、CLカレンダーを誤掲載。

 昨日(12/8)、DAZNに欧州CLが「復活」したとの情報が。カテゴリー一覧にCLのロゴが表示されたり、アプリからは大会のカレンダーが見られたりしたようで、スクリーンショットをあげるツイートがいくつも確認できます。

どうやらすぐに消されてしまったようで運営側のミスと思われますが、先日も「やべっちスタジアム」のテスト配信の模様が誤って公開されてしまった件があり、相変わらずの不手際にやれやれ…と思いながらも、かすかな期待を抱かせるものでもあります。

あくまでカレンダーであって配信予定ではなく、今後も配信が復活するかはまったくもって未知数なのですが、少なくとも何かしらの準備はしていると考えられます。上層部からの指示があればスイッチを押せるようにはなっているのでしょう。

日刊スポーツに掲載されたDAZN広報のコメントですが、まぁえらく叩かれました。説明責任が足りないとか、プレスリリースではなく取材を受けてようやく認めたこととか。ちゃんと説明したら納得するの？とツッコミ入れたくもなりましたが、怒りをDAZNにぶつけるのはファンとしては当然の行動です。

時を経てこのコメントをもう一度読むと実に味わい深いことがわかります。ユーザーからの問い合わせで「現在の配信カレンダーの内容が最新」という回答が届いた…という話もあるのですが、UEFAとの守秘義務、そしていつ上から決定が降ってくるか分からない状態を加味すると、DAZNの回答はユーザーフレンドリーではないけど確かにこれ以上踏み込むのは難しい…というジレンマを感じます。外資系の限界とも言えます。

DAZNはドイツなど他国ではCLを配信しており、UEFAとの関係は維持されています。今後は来季以降の入札も進んでいきます。今季途中から配信できても、来季以降を取り逃せばあまり意味がなさそうです。もちろんコストパフォーマンスの問題は大きいです。手を上げる他社が存在するかどうかなど、考慮すべき要素は多々あります。

とにかく、日本において放映権が販売されず、UEFA.tvでの配信になっている現状はUEFA自身にもダメージであり、早い収拾が望まれるところです。