PPVへの回帰?米DAZN、CATVでカネロ戦放送。

12/19(現地時間)に開催されるボクシングのカネロ戦。放映権を持つDAZNはCATV業者のIn Demandと提携し、テレビでの放送を行うこととなりました。

PPV方式で価格は$69.99。購入者にはDAZNが4か月間視聴できるキャンペーンコードが提供されるとのこと。アメリカのDAZNは月$19.99なので若干安くなる計算です。(年契約だと$99.99)
DAZNがボクシングに参入する際、従来のPPV頼みのビジネスモデルからの脱却を掲げていました。カネロ選手もそれに賛同してDAZNと契約したのです。

その後カネロ選手とDAZNは袂を分かつこととなりましたが、この試合はマッチルームがプロモーションすることとなったためDAZNが権利を持つことに。そして、形式的にとは言えPPVで販売する。なんともこんがらがった話です。

もっとも、カネロ戦の前日にはゴロフキン戦があります。サブスクリプションのメリットを訴えるのならば、そちらも観られたほうがよい気もするのですが…どうなんでしょうか。

そして、この試合を$1.99で観られる国がたくさんあることもまた事実。アメリカだと格闘技以外のコンテンツが少なく、格差が激しいようにも思えます。春になればMLBが入ってくるはずですが…4か月というのはなかなか絶妙な期間かも。

やはり、アメリカ国内においても、そしてグローバル展開においても継続的に好カードを提供することが必須条件と言えるでしょう。

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