NFL放映権、年1兆円超えが射程圏に。
コロナ禍のおかげで世界のスポーツ界が傷みまくってる中、クリスマスプレゼントというわけではありませんが少しは景気のいい話題でも。
NFLの放映権料が今後10年で総額1,000億ドルを超えるのでは…という話です。日本円に換算すると年1兆円、総額10兆円を超えることになり、スケールが違います。しかもアメリカ国内のみです。海外ではさほど人気がないので放映権料も高くないという噂も。
もっとも、今シーズンは無観客での開催を強いられており、決して無傷というわけではないのですが、それでも底力が半端ないです。
ともにディズニー傘下であるESPN/ABCがサンデーナイトフットボールの権利を狙っていると言われてましたが、どうやらNBCの継続で調整されている模様。その代わり、ABCがスーパーボウルを放送する可能性が出てきました。
現在はNBC/CBS/FOXの3局でローテーションされているスーパーボウルですが、これで4大ネットワーク揃い踏みに。今後10年間で2回ずつローテーションし、残り2回については入札が行われる見込みとのこと。
拡大するところもあれば縮小するところもあり。現在はDirecTVが保有する「サンデーチケット」の権利は更新されない見込みで、Amazon、ESPN+、PeacockなどのOTTサービスが手を上げていることは以前にもお伝えしましたが、新たにApple+の名前が。
Appleがスポーツに参入となれば相当なインパクトになりますが…さて。逆にDAZNの名前はもうあがらなくなりました。
Amazonはすでにサーズデーナイトフットボールの配信を行っていますが、テレビでの放映権を持つFOXは手放す可能性を示唆しています。NFLが自ら運営する「NFL Network」でも放送されており、独占でないわりにコストパフォーマンスが見合わないようです。もしFOXが撤退となればAmazonがその分を肩代わりすることとなりそう。
こんな感じでいくつかの入れ替わりはあるものの、総額としては現在の契約をさらに上回ることになります。なんともたくましいとしか言いようがないです。
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