【日本は】F1、Amazonでの配信を交渉中。【期待薄】
まぁF1はAWSとパートナーシップを結んでますし、こういう話が出てきても全然おかしくないな…というレベルで考えていたのですが、結構F1ファンの方には刺さる話題のようで、確かにAmazonプライムの会費の中で見られるんだったら嬉しいだろうなぁ、という気持ちは分かります。
ただ、2021年はDAZNが引き続き配信することを発表済み。フジテレビはまだ調整中としてますが、ネット配信においてAmazonが入り込む隙はいまのところありません。
【追記】フジテレビも放送すると発表がありました。
そもそも放映権というものは国単位で販売されることが基本であり、当ブログだとそれを前提条件としてすっ飛ばしてしまうのですが、こうやって他のメディアを通すと抜け落ちてしまうので、丁寧に解説する必要が出てきます。
この記事の元ネタは英Financial Times(FT)であり、またFTは日経グループでもあることから、同じグループであるテレビ東京でも取り上げられたとのこと。角田選手の参戦も正式に発表され、気運が高まっている中でタイミングよく出てしまった記事でした。
ただ、Amazonのスポーツにおける戦略を振り返ってみると、アメリカではNFL、イギリスではプレミアリーグ、フランスでは全仏オープンテニス、ドイツでは欧州CL…といった感じでその国における人気スポーツを狙ってきています。また、独占にはこだわらず、一部の試合だけでも獲りに行きます。
対してF1はと言うと、もちろん世界中で人気があるスポーツではありますが、特定の国で…というイメージはあまりわきません。フェルスタッペン選手の母国であるオランダなんかは、本来であれば今年からオランダGPが開催されるはずだったくらいで理解できるのですが、もし権利を獲得したとしてどこの国で配信するのでしょうか。
もちろん、F1が自ら運営している「F1 TV Pro」との兼ね合いも気になります。こちらの運営やインフラ面をAmazonに委ねるという方向性もまた考えられるところです。
0コメント