米NBC、スポーツチャンネルを年内閉鎖へ。

アメリカのNBCは年内にスポーツ専門チャンネル「NBCSN」を終了させる計画を明らかにしたとのこと。

NBCが保有するスポーツのコンテンツは、系列のチャンネルである「USA Network」、スポーツ専門のOTTサービス「NBC Sports Gold」、そして昨年鳴り物入りで開始したOTTサービス「Peacock」などに振り分けられることとなります。
CATVの基本チャンネルであり、全米で8,000万件の契約を抱えるNBCSNではありますが、これも時代の流れ。既存のチャンネルを整理し、OTTへと舵を切ることになります。

ご存知の通りNBCは東京五輪の独占放映権を保有しておりますが、これがNBCSNにとっては最後のお務めといった形になるようです。本来ならば東京五輪はPeacockの加入を促進する起爆剤となるはずでしたが、それがなくともすでに2,600万件の契約を獲得できているとのこと。

もちろん同時に大量のリーチをとれるテレビの価値はなくなりませんが、その価値を維持するためにはチャンネル数を絞る必要があります。かつての多チャンネルを誇る文化は終わりました。

チャンネルが淘汰されるなら、コンテンツもまた淘汰の対象となります。とくに注目されているのが今シーズンで契約が切れるNHL。米4大スポーツの中で唯一単独の放送局と独占契約を結んでいるNHLは、今後複数の放送局との契約を望んでいるとのこと。

FOXやESPNの名前があがっているそうですが、年間20億ドルとされる放映権料を増加させられるのか。この結果しだいで米国内のスポーツの勢力図が塗り変わるかもしれません。

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