NPBの放映権、国内では無風か。

コロナ禍においても球春到来。無観客でのキャンプインです。そうなるとますます中継が重要となります。実は昨年2月に筆者は沖縄を訪れているのですが、今年はおとなしくステイホームするしかありません。

それはともかく、各球団の放送局については昨年から変化はなく、とても穏やかです。
【追記 2/1】
DAZNのプレスリリースが出たので追加。昨年と変わらず広島を除く11球団です。
昨年からソフトバンクホークスの放映権を保有するスカパー傘下の「スポーツライブ+」。CATV向けの権利も持っているためJ:COMなどにもライセンスしています。

しかし、ひかりTVなどIPTV向けの権利は持っていないというのも変わりません。FOX撤退後スカパーが自ら権利獲得に動いたのは、実はひかりTV対策だというのが筆者の見解です。

DAZNにもいまのところ動きはありません。昨年はキャンプ途中にヤクルトが復活という朗報がありました。今年はいまのところ11球団維持といった雰囲気ですが、最後の砦である広島が動く気配がまったく見えてきません。
海の向こうからはちょっとした変化が訪れました。阪神が台湾のテレビ局に放映権を販売したというものです。昨年は千葉ロッテに在籍していた陳偉殷(チェン・ウェイン)投手を獲得したことにともなう取引になります。
昨年はパ・リーグが6球団の放映権を束ねて台湾のFOX Sportsに販売していましたが、そのFOXが撤退してしまいました。今年の放送局については現時点で不明です。

契約は2021年までだったので、撤退にあたり何らかの補償があったかもしれません。でも、いくばくかのお金を受け取るよりもやはり放送してもらわないと。今季の注目点はこちらかもしれません。
また、昨年8月に始まったアメリカでの中継は維持されるのでしょうか。単なるMLB中断時の穴埋めだったのでしょうか。こちらも気にする必要があります。同様に韓国KBOの中継も今年はまだ決まっていないようです。

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