Facebook、放映権ビジネスからの撤退進む。
一時期は積極的にスポーツ放映権の購入を進めるかに思われたFacebookですが、最近はとんと名前を聞かなくなりました。
この度、2018年に契約した南米における欧州CLの放映権と、インドにおけるラ・リーガの放映権について、いずれも更新する意思がないことを明らかにしたとのこと。
この2つはいずれも象徴的な契約とされており、これらが終了することは今後Facebookが放映権市場のプレイヤーから降りることを示唆するものと言えます。
インドでは2017年にクリケットのIPL(インディアン・プレミアリーグ)の入札に参加したことが話題となりました。落札はできなかったものの、人口爆発が続くインドにおいてFacebookが本気で市場を構築しようとしている強いメッセージだったと言えます。
その後インドでは上述の通りラ・リーガの放映権を獲得。クリケットでもICC(国際クリケット評議会)が主催する国際大会の権利を獲得しています。こちらの権利は2023年までとのことですが、更新される可能性は高くなさそうです。
Amazonのように積極的なところもあれば、Facebookのように撤退ぎみなところもある。こればかりは仕方ないことで、また新たなプレイヤーの参入が市場を活性化させてくれることを期待します。
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