【検証】UEFAはCL放映権料の7割をがめている?
スーパーリーグ構想は(日本時間の)今朝になってプレミア勢が続々とギブアップ。天下分け目の関ヶ原のごとく、あっという間に瓦解しそうでなんとも腰砕けです。
twitterで変な情報が飛び交っているようです。普通に考えれば、UEFAにそんな蓄えがあったとしても使い途はありません。そもそも非営利組織ですからそんなに蓄えることはできません。
幹部が私腹を肥やしているのでは?と穿った見方をする向きもありそうですが、肥やすには巨額すぎます。この手の変な噂話は最近だとIOCなんかにも出てきますが、収入だけでなく支出もきちんと見るべきでしょう。
ということで、UEFAが公表している「Financial Report」の2018/19シーズン版を確認することにします。
UEFAが欧州CL/ELおよびスーパーカップであげた収入は約32.1億ユーロ。そのうち放映権料は約27.1億ユーロを占めています。
経費を差し引いた収益は約27.2億ユーロで、そのうち93.5%にあたる約25.4億ユーロが出場クラブに分配されています。
CLについてはプレーオフ出場から分配の対象になるとのことですが、その方式を変えようというのがスーパーリーグの目指すところであることを知っておくべきでしょう。
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