FIFA総会でW杯隔年開催案。オフサイド緩和も?
5/21に開催されたFIFAの年次総会において、ワールドカップの隔年開催案が検討されたとのこと。男女をずらせば毎年開催ということになり、いろいろ忙しくなります。
サウジアラビアのサッカー協会が提案したとのことですが、まぁ実現は困難でしょう。スーパーリーグ構想ではUEFAとクラブの対立が背景となりましたが、FIFAにおいてはヨーロッパとその他の地域の勢力争いが背景となっているようです。
昨年から話題になっているオフサイドの適用を緩和するルール改正案。あのヴェンゲル氏が提唱しているそうですが、こちらもテスト段階に来ているとのこと。
言うまでもなくゴール数を増やす意図があるわけですが、サッカーという競技自体を大きく変えかねない大きな変更なだけに、今後の推移が気になります。
やはりというか当然と言いますか、東京五輪についての発言も求められます。インファンティーノ会長は開催に前向きな発言をしたとのこと。
FIFAもIOCに加盟する国際競技団体(IF)のひとつですが、IOCからの分配金にはまったく依存しておらず、力関係としてはイーブンに近いです。ご存じの通りオリンピックを年代別大会としてカレンダーに組み込んでおり、いわばお互いを利用しあっている関係です。
そんなFIFAでも前向きであるということは記憶にとどめたほうがよいかと思います。もちろん日本には日本の立場がありますが、海外からの眼はこんなもんということです。
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