DAZNとカネロの新契約。メキシコの大会を配信。

DAZNがボクシングのカネロ選手と結んだ大型契約は、コロナ禍によってマッチメークが進まない状況も相まって訴訟沙汰にまで発展。途中で解除となってしまいました。

しかし、カネロ選手のマネージメントをDAZNと提携するマッチルームが引き受けることとなり、DAZNでの配信が継続するという微妙な関係に突入したのです。

そして、今回はその三者が改めて手を組み、カネロ選手が母国メキシコでプロデュースする興行をDAZNで配信すると発表がありました。6/26の大会を皮切りに、計4大会が対象となっています。
英語とスペイン語のコメンタリーを配信するとのことで、アメリカや中南米のファンをターゲットとし、DAZNのグローバル戦略に貢献するコンテンツとなりそうです。日本でももちろん配信されるはず。

こうなってくると、噂されているマッチルームの日本進出が気になるところ。京口選手と契約し、またマネージャーはカネロ選手と同じレイノソ氏が担当するとのことで材料は揃いつつあります。あとはコロナ禍が収まり、海外との往来が緩和されるタイミングを待つことになります。
マッチルームとの契約が切れた英Sky Sportsですが、もうひとつの大手プロモーターであるトップランクと契約。また、Boxxerというイギリスの新興プロモーターとも契約し、合同で新たな興行を打ち出すようです。

従来型のPPVか、それともサブスクリプションか。ボクシングのビジネスモデルを問うもうひとつの闘いも改めて仕切り直しといったところでしょうか。

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