ACL配信はDAZN。異例の8年契約。

ぎりぎりのタイミングでした。週明けには始まってしまう以上、金曜日が実質的なリミットだったと言ってよいでしょう。

ということで、ACLの放映権はDAZNが獲得しました。2028年までの8年契約とのこと。Jリーグも同じく2028年まで契約しているため、お尻が揃う形となりました。

昨年まではJクラブの試合のみ放送されていましたが、DAZNでは東地区のグループステージを全試合配信すると発表しているのも大きな変更点と言えます。

一部コメンタリー陣も発表され、関連コンテンツもさっそくアップされています。ですから内定はしていたのでしょう。契約の細部を詰めたうえでこのタイミングでの発表となったものと考えられます。
日本での放映権の仕切りがFMAから電通に移ったことは以前お伝えしました。Jリーグにも深く関わる電通ですから、まさかどこにも売らないことはないでしょうし、最後の手段?として電通が出資もしているDAZNに話を持っていく可能性は充分考えられたことです。

しかし、ACLを観る人は出場クラブのファンが中心であり、すでにDAZNに加入しているであろうことも容易に想像できます。ですから、顧客満足の向上にはつながりますが、新規の会員獲得にはつながらないコンテンツです。あまり多額のコストを費やすわけにもいきません。

ただ、昨年「やべっちスタジアム」を開始した頃から若干空気が変わってきたようにも感じられます。入れ替わりの激しい他のコンテンツよりも、2028年まで権利を確保しているJリーグの価値を高めることが経営の安定に必要と考えているのでしょうか。

通常であれば4年サイクルでの契約になるところを、8年としたのもそんな意味があるのかもしれません。ただ、電通とAFCの契約は4年間のはずなので、8年というのは寝耳に水です。まだ発表されていない、隠し玉的なものがありそうです。
そうなると、気になるのが欧州サッカーの取り扱いです。この件の反応を見ていると、やはり昨年発生した欧州CLからの突然の撤退をを思い出す人が多いようです。

WOWOWがその権利を拾って決勝トーナメントから放送することとなりましたが、これは1シーズン限りのスポットであり、また来シーズンから3年間の権利について入札が実施される予定です。

とは言っても、昨年のことがある以上DAZNが再獲得に走るかは微妙です。そして、Jリーグファンと欧州サッカーファンがあまり重なっていないと判断すれば、大きな方針転換があってもおかしくありません。

今年はセリエAも更新時期。DAZNがイタリア国内の放映権を獲得したことで、日本でも力を入れてくるのかどうか。そして、来年更新のプレミアの行方がおおいに注目されることになるでしょう。

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