揺れるタイ。EUROもACLもぎりぎり。

国内サッカーの放映権が白紙となり揺れ続けるタイですが、他の大会も開催ぎりぎりまで放送が決まらないというファンからしてみたらなんとも心が落ち着かない状態です。

EUROの放映権については、なんとスポーツ業界とは直接関係のない靴の流通業を手がける会社社長が購入し、政府に寄付するという事態に。結果的にタイでは無料で放送されているとのことですが、政治的な何かを感じさせるものはあります。
ACLも直前での決着でした。東地区の開催国のひとつであるにも関わらず、容赦のない仕打ちです。

地元クラブの試合を観たいというニーズは当然高いです。タイのクラブも徐々に実力を高めており、将来的な投資価値はありそう。しかし、交渉先はあのFMAなのです。そう簡単に話がつくわけではありません。

購入したのは有料放送局のTrueVision。そう、かつて国内リーグを放送していたものの権利を失ったところです。これを機に権利の再獲得…をめざすかどうかは分かりませんが、なんとも同情したくなります。
【追記】
FMAは通常4年サイクルで放映権を販売していますが、この契約は異例の1年間とのこと。来年もまた銭闘が行われることになります。

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