W杯最終予選、ホームはテレ朝、アウェーはDAZNか。

【追記 8/19 21:30】
AFCからもリリース出ました。テレ朝も権利を獲得したことが明記されています。
【追記 8/19 12:30】
DAZNのリリース出ました。ACLと同様に8年契約とのことで、予想以上に大型な案件となっています。
朝日新聞が報じたところによると、9月から始まる予定のカタールワールドカップ最終予選について、日本のホームゲームはテレビ朝日での放送、アウェーはDAZNでの配信で調整しているとのこと。

NHK BSでの放送があるかについては触れられていませんが、少なくともアウェーはDAZNのみになるようです。
最終予選の放映権はAFCの主管となります。香港に拠点を置く代理店・FMAが巨額の契約を結んだことが今回の問題の発端ですが、その後日本市場においてはFMAとの契約が解消され、電通に移管されたことが明らかになっています。

電通もAFCとテレビ局の間でいろいろと調整を進めたものと思われますが、自らが出資もしているDAZNに一部を引き取らせる形での決着となるようです。

アウェーは時差の問題が大きく、ゴールデン帯でなければスポンサーの確保は難しい。また現地にスタッフを派遣するかどうかの問題もあります。DAZNであれば国際映像そのままのミニマムな体制でも許されるということでしょう。
日本代表戦のテレビ中継がないのは2019年のコパ・アメリカ以来となります。この時もDAZNでの配信でした。

また、AFC主管の試合となると2010年1月のアジアカップ予選、イエメンとのアウェー戦までさかのぼるようです。この時はバーレーン戦とイエメン戦で放映権の買い手がつかず、当時代理店だったMP&Silva社が自ら運営するサイト(LIVESPORTS)で配信されたとのこと。

いまにして気づいた話ですが、これってMP&Silva案件なんですね…。もとはイタリアの代理店ですが、中国資本の傘下となり、拡大路線の末に破綻したあの会社です。今度は香港ですが、またしても日本が振り回された形です。

ちなみに創業者は現在Eleven Sportsの経営者であり、リーズ・ユナイテッドのオーナーなのですが、当時の教訓を活かして経営している…といってよいのか。歴史を繰り返さないことを願うばかりです。

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