Jスポ、UCI世界選手権を11年ぶりに放送。
ここ数年はSPEEDチャンネルで放送されていた自転車ロードレースの世界選手権。今年はひさしぶりにJ SPORTSで放送すると発表がありました。
なんと11年ぶりとのことで、逆に言えばこの10年間に何があったんだとなりますが、ジロ・デ・イタリアなどに続いて放送が復活するのはありがたいことです。
🌈2021 UCI世界選手権大会🌈
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】ブエルタ開催中🇪🇸 (@jspocycle) August 15, 2021
男子エリート
生中継&LIVE配信 決定!
個人タイムトライアル 9月19日(日)
ロードレース 9月26日(日)#UCI世界選手権 #jspocycle pic.twitter.com/jT2aKeZ0u8
10年前の2011年、J SPORTSは従来のCS放送からBS放送に移行しており、これを世界選手権が放送できなくなった理由と解釈する向きもあるようですが、信憑性については疑問です。
録画でハイライトを中継しているNHKとは有料放送と無料放送で権利の棲み分けがなされており、BSとCSの違いがそんなに影響するのかどうかは不明なのですが、まぁ過去の話なのでおいておきます。
その後2013年にはSPEEDチャンネルが放送を開始しています。その際の事情も知る由はありませんが、ちょうど4年間のサイクルが始まったことや、東京五輪の開催も決まり日本代表の強化の一貫として放送したのかもしれません。
その4年サイクルは昨年で終わり、今年から新たなサイクルに移るところ。東京五輪も終わり、SPEEDチャンネル側としては権利を維持する意味もありません。
筆者は以前、アメリカの例を参照して今年からGCNに移動するという仮説を書いたのですが、いい意味でハズれたといったところでしょうか。ただ、ジロ・デ・イタリアのように両社で権利をシェアする可能性もないとは言えませんので、引き続き注視です。
先日開催されたものの放送・配信がなかったツール・ド・ポローニュについても補足しておくと、今年は日本に限らずユーロスポーツやGCNではやっていないようです。
今年からinfrontに代理店が変更となり、フランドルについては直前でまとまったものの、今回は交渉が低調に終わったと考えられます。
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