メッシ仏デビュー戦、スペインで高視聴率。
PSGに移籍したメッシ選手のリーグ・アンデビュー戦。スペイン国内での放送は平均視聴者数220万人、視聴率18.6%を獲得し、同じ日の全番組でトップを記録したとのこと。
ピケ選手や三木谷社長が出資する会社・Kosmosが権利を獲得し、Twitchの人気配信者の個人チャンネルで配信されることが発表されていましたが、その後大手民放局のMediasetとサブライセンス契約が成立しています。
このチャンネルでも平均30万人、ピーク時50万人のアクセスがあったとのことです。
バルサがメッシ選手を放出した件ではいろいろと報道がなされました。バルサが莫大な負債を抱えていることも明らかになりました。
返済のためにバルサは今後もたらされる放映権料の分配金を担保として融資を受けています。それに加え、今度はラ・リーガも同様の仕組みで資金調達を図ろうとしました。バルサにとっては二重に天引きされるようなもので、反対に回ったのは必然と言えます。
コロナ禍により多くのクラブが苦しみ、当座の資金調達を図るなかで、これまでの放漫経営が浮き彫りになったのが最近の顛末と言えます。
ラ・リーガにこの仕組みを提案したCVCキャピタル・パートナーズですが、以前はセリエAに提案し、クラブの賛同を得られずに終わっています。
CVCはラグビーやバレーボールといった他のスポーツへの投資も盛んです。スポーツが持つ将来的なポテンシャルを考えれば、コロナ禍による一時的な苦しみはむしろ投資のチャンスというわけです。
CVCの提案を否決したセリエAですが、ここに来て他の金融機関と資金調達の交渉を進めているとの記事が出ています。コロナ禍が長期化する中で、再考せざるを得ないといったところでしょうか。
将来の放映権料は決して確約されたものではありません。リーグの価値が下がれば泡となって消えかねないものです。将来のお金をとるか、それとも当座の金をとるか。厳しい選択を迫られています。
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