米リトルリーグの放映権と日本の甲子園。

この記事にはあえてあまりコメントしないほうがいいのかもしれません。アメリカのリトルリーグの放映権が販売され、その収益がどのように活用されているかを取材した記事です。

アメリカと言えばNCAAによるカレッジスポーツも巨額のマネーを生み出していますが、もっと下の年代でも同様の枠組みが作れるというわけですね。
この話題は必然的に日本の高校野球と対比されることになります。高野連が行ったクラウドファンディングは目標1億円に対して約1,400万円と大きく下回る結果となりました。

教育に悪影響だとマネーを忌避してきた高野連。そして夏の甲子園の主催者である朝日新聞は過度の商業主義に陥ったオリンピックを徹底的に批判していました。これらの姿勢に対する反動が出ている状態です。
こちらの記事を執筆している小林信也氏は、東京五輪開催支持の立場でテレビに出てすっかり悪者扱いされてしまいましたが、この方も五輪のあり方自体には結構批判的な記事を書いたりもしています。

五輪の問題と高校野球の問題はベクトルが反対なだけで根っこは同じであることがよく分かるかと思います。

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