49ers、リーズ買収に向け出資強化。
NFLのサンフランシスコ・49ersを傘下に持つ会社が、プレミアリーグのリーズ・ユナイテッド買収に動いていると報じられています。
すでに44%の株式を保有していますが、残りの株式を購入し100%近くを目指すとのこと。(取得済みの株式を含めた)総額は4億ポンドと推定されており、今後2億ポンド以上の支払いが必要となります。
現在のオーナーはEleven Sportsの代表としても知られるAndrea Radrizzani氏ですが、購入時の金額は4,500万ポンドだったとのことで、価値が9倍に跳ね上がっています。その間に多くの投資を行い、プレミア昇格を果たしたからこそですが、プレミアに行けるかどうかは天と地の差と言えます。
49ersは2018年に最初の出資を行っています。同じフットボールとはいえまったく異なるスポーツですが、トレーニングやマーケティングなど共有できるノウハウもありますし、アメリカ最大のNFLとヨーロッパ最大のプレミアを押さえることの価値は大きそうです。
戦力近郊の徹底を図るNFLに対して、プレミアではビッグクラブになれば長期にわたって繁栄する可能性もあるのですが、世界中のお金持ちによる札束の叩き合いになっている状況でそこに加わるのか。中長期の戦略も問われることになります。
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