JLPGA来季日程まもなく発表?GMOは改めて辞退表明。

※本記事は12/20掲載予定で準備していましたが、前日夜にGMO熊谷代表のTwitterが更新されましたので、取り急ぎ紹介します。以下の文章については事前に用意していたものであることをあらかじめご了承ください。
表題の件について取り上げるメディアが徐々に出てきてますが、残念な状況となっています。JLPGAが打ち出した方針は無料のネット配信を認めないということですが、無料のテレビ放送もなくなると誤解を生じさせるような記事が出ているのです。

以下に紹介する夕刊フジ(zakzak)の記事は後発で、比較的まともなほうと言えます。その前に出された、具体的に言えばデイリーや報知の記事は推敲が足りないと指摘せざるを得ません。

正確でない情報をもとにした議論は不毛です。先の記事がYahoo!ニュースに掲載されたときのコメント欄も、無料放送がなくなると誤解しているものが多数見受けられました。
JLPGAの来季日程が年内にも発表される予定だと言うのが、この記事における新たな情報です。いま話題となっているGMOレディースが含まれるのか。他にも追随する大会が出るのか。はたまた調整つかず延期になるのか。このあたりはまた後日取り上げることにします。

表に出ている情報からすると、JLPGAとすべての大会主催者は10月の時点で来季開催に関する合意をしており、また放映権をJLPGA側に帰属させることにも合意しているはずです。

にも関わらず、再来年ならともかく来年について火種がくすぶっていることは、外野の人間からするとなぜ?の一言なわけです。もちろんどんな交渉を行い、どんな内容の文書を交わしているかは分からないので、これ以上は踏み込めないのですが。

もちろんビジネスモデルの議論はおおいにやるべきですが、契約面の問題とは切り離して考えるべきでしょう。
ビジネスモデルの話も少しだけしておくと、テレビ放送をやめて、昨年はYouTube配信、今年はU-NEXTで有料配信を行ったアース・モンダミンカップを取り上げた記事を紹介しておきます。

現状、大会主催者は自らテレビの放送枠を購入する形となっており、運営リスクの高さが指摘されています。

JLPGAは将来的には放映権売却で得た資金の一部を分配するとしており、また自ら主催する大会を増やす方針とのことですが、移行期においてはまだまだ摩擦が生じることでしょう。積極的にリスクを引き受け、その結果高いリターンが得られれば成功と言えますが、まだまだ道のりは長いです。

来季の日程が発表される際には、そのあたりの話もJLPGAから出てくることを期待します。ネット配信の契約が成立しているのかも知りたいところ。無料配信を認めないという方針は、購入した業者の意向だと考えるのがいちばんしっくりするので早く明らかになってほしいです。

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