DFBポカールの放映権も今季限りか。
DAZNが今年放映権の更新を控えているのはプレミアリーグだけではありません。年頭の記事ではF1とプロ野球(パ・リーグ球団主催試合)について書いたのですが、今回はDFBポカール(ドイツカップ)の話です。
その前にブンデスリーガの話にも触れておきますと、スカパーが2024-25シーズンまで契約していますので、スカパーが自ら手放さない限り移動することはありません。
DFBポカールは2018-19シーズンからの4年契約であり、次回も同様に4年サイクルとなるようです。
ドイツ国内では昨年契約が更新され、公共放送のARDとZDF、有料放送のSkyが獲得しています。DAZNはハイライトのみの権利を得ています。
波乱含みなのが、前回代理店だったinfrontが降板し、今回はDFBが自ら販売するということ。40年間にわたって代理店を務めてきたinfrontですが、長期の関係により両者に癒着が生まれていたことが2020年に判明。契約を解除することとなったのです。
その後、DFBは新たな責任者を招き入れ、自前での販売を進めています。先日は隣国ポーランドでEleven Sportsと契約したことが発表されています。
通常の流れではまず欧州から契約が始まっていきます。日本はその後になりますが、春頃には決まるものと思われます。
ここからは予想です。DAZNとしては欧州CLの権利を持ってるうちはポカールを押さえる意味が大きかったと思われますが、コロナ禍のダメージで手放すことになったのはご存知の通り。今回はそれほど更新には執着しないのではと見ています。
かと言ってスカパーに両方押さえるだけの体力があるかどうかも疑問です。WOWOWでもJ SPORTSでもよいのですが、スカパー内でチャンネルを持つところが押さえられれば、パック販売もできるので平和かな？という気もしますが…さて。
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