欧州CL&英EFLの代理店に動き。
サッカーの放映権関連のニュースが相次いでおり、こちらもお伝えするだけで精一杯な状況ですが、これらを通じて代理店の存在もクローズアップされるのではないかと思います。
プレミアのように代理店を使わないところもありますが、世界中幅広くビジネスを手掛けるにあたっては便利な存在です。
欧州CLなどUEFAのクラブコンペティションの代理店について変更の可能性があるかも?と昨年秋にお伝えしましたが、その続報が入ってきました。
やはりと言うか従来のTEAM Marketingが継続するのですが、新たにアメリカ市場限定でRelevantという会社が加わっています。
RelevantはオフシーズンにICC(International Champions Cup)という大会を開催しています。日本でもDAZNで配信されました。コロナ禍で開催が止まっていますが、昨年秋に女子のミニ大会を開催し、今年の復活が期待されます。
TEAM Marketingが長年に渡り欧州CLの成長に貢献してきた事実は認めつつも、それによる歪みも大きくなっており、昨年はスーパーリーグ騒動が勃発。また、W杯の隔年開催案という爆弾も設置されました。
欧州、そして世界の勢力争いが起こる中で、アメリカを巻き込むことがUEFAにとってプラスになるという判断でしょうか。2024年から新フォーマットとなるCLの権利販売が最初の大きな仕事となります。
イングランドの2~4部リーグを統括し、またカラバオカップを主催するEFLも代理店の契約更新時期にありました。こちらも現在のPitch Internationalが更新すると報じられていますが、来季から2シーズンという異例の短期契約となりそうです。
イギリス国内でSkyと結んでいる契約が2023-24シーズンまでであり、国内と国外のサイクルを合わせる目的と考えられます。その次のサイクルもPitchが内定しているのかどうかは不明です。
これにより、日本においても来シーズン以降の交渉が開始できることになります。成立するかはともかく、もしプレミアの権利に移動が生じるのであれば、興味を持つところがあってもよいかと思います。
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