スーパーボウル、広告もスタジアムも超高値。

放映権が世界一高額なスポーツと言えばNFLであり、その最高峰の試合がスーパーボウルです。今年はロサンゼルス・ラムズとシンシナティ・ベンガルズが対戦します。

毎年話題となるのがCMで、もちろんその料金も最高額と言えます。今回アメリカでの放送局となったNBCは、広告枠が完売したことを発表しています。30秒のスポットCMで最高700万ドルの値段がついたとのこと。
スーパーボウルの開催地は持ち回り制で、今年はロサンゼルスのSoFiスタジアムでの開催です。長年スーパーボウルの開催地を本拠とするチームは出場できないというジンクスがありましたが、昨年のタンパベイ・バッカニアーズがそれを打ち破り、今年もラムズが続きました。

SoFiスタジアムは以前競馬場だった土地の再開発として建設され、総工費がおよそ50億ドルというとんでもない金額です。新国立競技場が1,500億円ほどですから、3倍以上の規模となります。
読売新聞によると、スタジアム付近の駐車場も高騰しているとのことですが、上記の通り開催地が持ち回りであるうえに、珍しいホームチームの出場という条件が重なり、もともとプラチナなものがさらにプラチナ度を増しているといったところでしょうか。

記事ではアメリカの物価高の象徴、という書き方をしていますけど、物価だけで説明できる話でもなく、読売にしてはいささか甘いようにも感じました。
SoFiスタジアムは2028年ロサンゼルス五輪の開会式でも使われる予定とのこと。ロサンゼルスでは1932年、1984年に続く3回目の五輪となります。

過去2回の開会式が行われたLAメモリアル・コロシアムでは、先日NASCARのレースが開催されたとのこと。シーズン開幕前の非公式戦ですが、スタジアム内を舗装してコースを作るというこちらもまた豪快な話です。

1周わずか1/4マイルのコースで果たしてレースになったのか。その答えはハイライト動画でご確認ください。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000