スーパーラグビー、放映権ない国向けに有料配信。

すでに開幕しておりますが、今年のスーパーラグビーの放映権は昨年に続いてぎりぎりでWOWOWが獲得しています。

これにともない、同じSANZAARが開催するザ・ラグビーチャンピオンシップの放送も決定しています。

SANZAARのWebサイトから一時期WOWOWの名前が消えていたとのことでファンを不安がらせましたが、やはりシビアな交渉をしていたのでしょう。
また、SANZAARは独自の有料配信サイト「SANZAARRUGBY.TV」を開設しました。放映権が販売できていない国が対象のため、日本からは加入することができません。

放映権がない国を対象にYouTubeで無料配信を行う団体もありますが、別に慈善事業でやっているわけではなく、将来の種まきのためにやっているわけです。今後はこのように有料化する動きが増えてきます。また、放映権の有無に関わらずグローバルを対象とした配信サイトも増えるでしょう。
さて、話を戻すとWOWOWが今回結んだ契約の期間は不明となっています。Webサイトから名前が消えたことをふまえれば、今年でいったん契約が切れた可能性が高いです。

コロナ禍により大会フォーマットも不安定になっており、また観客動員も今後どうなるか不安定。その中で放映権収入をなるべく確保したい主催者と、リスクを減らしたい放送局の攻防は続きます。
アメリカのFloSportsはSANZAARと2025年まで契約を結んだと発表しています。

WOWOWが同様に長期の契約を結んだのであれば、プレスリリースにその旨を書くはず。そう考えると、2025年よりも短く、最悪単年ということも考えられます。

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