クロアチアリーグ、10年契約を反故にされる。
ここのところニュースが多く、1日2本ペースが続いてます。速報があれば対応しますが、できればのんびりしたい。しかし世界情勢もあやしくなる一方でそうも言ってられない現実があります。
本日はクロアチアリーグの話。イギリスの企業と来季から10年間の放映権契約を結んでいたのですが、ここに来て支払い期限までに入金がなく、契約をキャンセルする事態となってしまいました。
新たに入札をやり直し、今度は地元放送局のHRTと4年契約を結ぶことに。また、リーグの冠スポンサーであるベッティング業者のSuperSportとも契約を取り付けました。
その結果、放映権料は当初予定の年1,000万ユーロから1,100万ユーロとなり、増加に成功しています。
契約を破棄されたのはEndorphin Magineという会社ですが、正直なところ実態がよくわかりません。昨年にはインドネシアに放映権を販売したという記事も見つかっていますが、直前になって何かしらの事情でギブアップしたのでしょうか。
この会社はイギリスのEndorphinとスウェーデンのMagineの合弁であり、この両社ともに現在も普通に営業しているようなのでますます謎が深まります。
新興企業と10年契約を結んだという点ではJリーグとも共通項がある…という単純な理由で以前この話を取り上げたのですが、まさかこんな結末になろうとは。
クロアチアはとりあえず危機を脱したように見えますが、当初の選定プロセスに問題はなかったか、今後厳しく問われることになりそうです。
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