FIFAも自前OTT「FIFA+」をローンチ。
FIFAは自ら運営するOTTサービス「FIFA+」を発表しました。今年末までに約40,000試合のライブ配信を予定しており、過去のワールドカップの試合やドキュメンタリーなどアーカイブも充実させるとのこと。
英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語など5言語に対応しており、6月にはさらに6言語を追加する予定とのこと。具体的にどの言語かは発表されていません。
FIFAが各国のサッカー協会に対して行っている支援の一部が使われており、映像製作をサポートする替わりに配信権を得るといった枠組みのようです。その資金源の多くは、もちろんながら放映権料ということになります。
ですから、これを持って従来の放映権ビジネスがなくなるというわけではありません。むしろ、これまで放映権が売れなかった国にとってはビジネスチャンスとなります。
この枠組みからMycujooを連想する方もいるかと思います。現在はEleven Sportsの傘下となったMycujooはサッカーに特化したYouTubeのようなサービスであり、世界中のマイナーな試合でも映像さえあれば配信することができます。
FIFA+の登場によって商売あがったりなのでは?と心配したのですが、Elevenの発表によると協力関係にあるとのこと。今後もEleven経由でコンテンツが追加されていくとのことで、ひとまずほっとしました。
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