【速報】SPOTV NOW、プレミア配信を発表。DAZNからも声明。

韓国Eclat Media Groupの傘下で「SPOTV NOW」の日本における運営会社であるLIVE SPORTS MEDIA社は、来季からプレミアリーグを配信することを正式に発表しました。

全試合が対象で、いわゆるBIG6の試合を中心に日本語コメンタリーを付けるとしています。

料金については言及されていませんが、発表したからには値上げはないものと思いたいですね…。
時系列的にはそれよりも前になりますが、昨日のEclat社の発表を受けて、DAZNは以下のコメントを出しています。
来シーズン以降のイングリッシュ プレミアリーグ放映権について

一部報道でもありました通り、DAZNジャパンは来シーズン以降のイングリッシュ プレミアリーグ放映権獲得に向けて交渉を続けて参りましたが、現時点においては来シーズンにおいての権利を保有しておりません。一方で来シーズンも引き続きファンの皆様にDAZNでEPLをお楽しみ頂けるよう、関係者との協議を継続していく所存です。
DAZNがこのような言及をするのは珍しいとも言えますが、交渉事には守秘義務がある以上、言いたくても言えないことだってあります。Eclat社が正式発表したことで言えるようになったわけですね。

昨日のEclat社の発表には「独占」の2文字がありませんでした。まだ交渉を続けていることをほのめかしていますが、これは言える範囲のぎりぎりと言ったところでしょうか。

かつてスカパーがJリーグの放映権を失った時も、交渉を続けたが成立しなかった旨のコメントが出ていたことを思い出します。
サブライセンスがとれるかはEclatの意志がすべて。DAZNは返事を待つしかありません。やったことはやり返されるのが放映権ビジネスというものです。

可能性についてはなんとも言えません。低いかもしれません。ただ、この時点でDAZNが来季の権利を失ったと確定したわけでもありません。そう書いているメディアも散見されますが、いささか早計ではと。

もちろんSPOTV NOWも放映権を奪った時点で勝利したわけではありません。これから3年間で投資を回収する必要があります。DAZNは値上げも含めて叩かれていますが、同じ轍を踏まないためにも今後の戦略が厳しく問われてきます。

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