FIBA、国際試合でLEDガラスコートを解禁へ。

FIBA(国際バスケットボール連盟)は、従来は木製に限られていた国際格式の大会におけるコートについて、10月からガラス製も認めるルール変更を行いました。

Bリーグの開幕戦を覚えてるでしょうか。2016年のことなので、もう6年も経ったのか…と驚いてしまいますが。LEDの大型ビジョンを床に置いてさまざまな演出を行いました。この時ビジョンの上に敷かれたのはガラスではなくポリカーボネート製の板だったそうですが、今後同様の演出が広がることになります。

当時のBリーグを振り返った記事を紹介しますと、広告予算が限られていたため思い切ってこのLEDコートに集中投下したのだとか。結局その後は利用されていませんから、1回きり、最初で最後の大勝負だったというわけですね。

バスケ以外のスポーツでも当然応用が利きます。ラインを引かなくてもいいという実用的な効果もありますし、もちろん広告などに使ってもよいでしょう。耐久力と透明性、そして選手のケガを防ぐ柔軟性も求められます。今回FIBAはドイツのメーカーによる2種類の床を承認したとのことですが、技術的にもそれらの基準を満たしたものと考えられます。