伊DAZN、アカウント共有対策で同時接続の制限強化。

イタリアのDAZNは、ひとつのアカウントで視聴できる端末数の制限を強めることを明らかにしています。従来は最大6台の端末を登録でき、そのうち2台の端末で同時に視聴できるものとなっていました。これは日本のDAZNでも同じです。


今後は、登録できる端末が2台までとなります。また2台が異なるIPアドレスから接続されている場合、同じ試合を同時に視聴することはできなくなります。


従来と同様に異なるネットワークからアクセスしたい場合には、新たに導入される「DAZN Plus」なるオプションに加入する必要があり、その場合の月額料金は29.99→39.99ユーロに引き上げられるとのことです。

Netflixが契約数の減少を発表した時、今後の課題としてアカウントの共有が広く行われていることをあげていました。本来であれば同居人以外でアカウントを共有するのは規約においても問題があるかと思われますが、負担をなるべく軽くしたいのはユーザーとして当然の心理でしょうし、サービス提供側としても普及のために黙認していた部分があります。

現在Netflixはアカウント共有の監視を強化する機能をテスト中とのこと。やがては今回のDAZNと同様のオプションを提供することになるでしょう。

NetflixもDAZNもそうですが、相次ぐ値上げは確実にユーザーの反発を招くわけで、その代わりにこれまで目をつぶっていたところにメスを入れざるを得ないのですね。


DAZNは昨シーズンからイタリア国内でセリエAの全試合を配信しており、料金を月額9.99→29.99ユーロと一気に3倍に引き上げています。経過措置として、昨年7月までに契約したユーザーには1年間19.99ユーロで提供しているのですが、その期間もまもなく終了します。


記事によっては今回の発表をさらなる値上げと報じているところもあるのですが、実際にはそうとは言えません。ただ、多くのユーザーにとって負担が増えることは事実であり、不満を少しでも抑えたい意向がうかがえます。日本でも同様の対策が行われるかは不明ですが、この流れはDAZNに限らず、OTTサービス全般に広がっていくことになりそうです。


なお、1台の端末で複数の試合を視聴することは問題なさそうです。PCで複数のウインドウを開くことにより、3試合以上を同時に視聴することはできるものと思われます。

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