DAZN「ユダヤ人のオリンピック」を配信。

DAZNに「マカビア・ゲームズ」という大会の配信予定が追加されました。この大会、筆者も正直なところよく知らないので、まずはDAZNの説明文を引用します。


マカビア・ゲームズは4年に1度イスラエルで開催される、ユダヤ人の競技大会。世界中から1万人近くのアスリートが出場し、「ユダヤ人のオリンピック」とも称される。21回目を迎える今大会はオリンピックメダリストも参加し、競泳、体操、サッカー、バスケットボールなど30を超える競技が実施される


もともとは昨年(2021年)に開催予定でしたが、オリンピックと同様コロナ禍により今年に延期されています。ユースとマスターズの競技も同時に行われるため出場者は1万人に達し、オリンピック・FIFAワールドカップに次ぐ国際スポーツイベントとも言われるとか。ユダヤ人の大会ではありますが、イスラエル人は宗教問わず参加できるとのこと。肩身は狭そうですが…

そんな大規模なイベントであるにも関わらず、これまでいわゆる国際映像は存在せず、イスラエル以外の国では放送されていなかったとのこと。今回の大会ではDAZNがグローバルで放映権を獲得しています。

そもそも映像がないと配信しようがなく、これだけの規模の大会であれば映像製作にも多大なコストがかかることは間違いありません。そこで登場するのがイスラエル企業のPixellot。以前にも当ブログで取り上げたことがありますが、AIを搭載したカメラでスポーツの試合を自動的に撮影し、ライブ配信や終了後の編集作業を行うソリューションを提供しています。


このPixellotのカメラで数百試合の撮影とストリーミング配信を実施すると発表されています。DAZNの配信ではまた別途製作した映像が使われるのかもしれませんが、もしPixellotの映像が配信されるのであれば、どの程度のクオリティが実現できるのか確認したいところです。大会公式のYouTubeでも配信がありそうなので、そちらを見てみたいと思います。

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