【噂は噂】DAZN「プレミアリーグ・フリークス」は来季も継続。
※この記事は昨日執筆したものです。事態が変化したので、当初の予定を繰り上げて掲載します。笑ってやってください。
「重大発表スペシャル」と告知されていた、DAZNの「FOOTBALL FREAKS」が昨夜配信され、来シーズンもプレミア、ラ・リーガ、セリエAの3番組体制のまま継続することが明らかとなりました。
プレミアリーグの放映権がいまだ確定してない中、野村アナいわく「世間的には一番危ういとされていた」声を一掃した形です。少なくとも試合映像は使えるようになるんですかね。他の放送局では映像なしの番組もあったかと思いますが、何かしらの進展を匂わせるものではあります。
もし映像が使えたとしても、それはアーカイブ映像のことであり、肝心のライブ配信がどうなるかは言及がありません。続報を待ちましょう。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 19, 2022
新シーズン開幕直前!
重大発表📢SP✨
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北川さんのジェスチャが気になる…🙄
本編では重大発表以外にも新シーズンを迎える各国リーグの展望を大特集‼
明日の夜配信予定なので、是非ご覧ください😉#フットボールフリークス #94|7月20日夜配信予定 pic.twitter.com/5nItB6duGc
昨日はTwitterで、DAZNのプレミア放映権が確定したかのようなツイートが散見されました。「噂」と称するアカウントが発生源のようです。このアカウント、少し前にも「DAZNがセリエAの放映権を失った」という情報を流してましたけど…なんか整合性がとれてませんよね。
この「FOOTBALL FREAKS」の配信日だったので、重大発表=放映権絡みという憶測を呼んでしまったわけですが、もうひとつ「根拠」とされていたのが、DAZNのメニュー画面からクラブを選択する(または検索する)と、そのクラブの試合スケジュールが表示される機能でした。そこにプレミアのクラブがあり、プレミアの日程が表示されることが話に尾ひれをつけたわけです。
ただ、この機能は以前から存在するもので、DAZNの放映権の有無とは関係なくスケジュールが表示されます。欧州CLもありますし、Jリーグのクラブならルヴァン杯もあります。
例えば、久保選手が移籍したレアル・ソシエダは7/23にブンデスリーガのボルシアMGとプレシーズンマッチを行いますが、ボルシアMGのスケジュールも出てきました。ご存じの通り、ブンデスの放映権は来シーズンもスカパーが保有しており、DAZNが配信する可能性はほぼゼロです。
この「噂」には、プレミアのいわゆる「BIG6」からスパーズ以外、および三笘選手が移籍したブライトンの試合が配信されるという情報もついてきました。これらのクラブはDAZNでプレシーズンマッチの配信予定あり(または配信済み)なのでメニュー画面に表示されているもので、プレミアの放映権とは関係がありません。また、スパーズのプレシーズンマッチはDAZNでの配信予定がありません。
しかしながら、プレミアの放映権を新たに獲得したSPOTV NOWが韓国資本の企業ということもあり、ソン・フンミン選手が所属するスパーズの試合を優先したのでは?という尾ひれがさらに付加する形となってしまいました。
韓国資本であろうが日本と韓国は別々の市場であり、日本では日本人向けのビジネスをするでしょう。メリットがあるならば、韓国で製作した映像をローコストで転用できる程度ですが理由としては弱すぎます。
ということで、この噂は適当だと言わざるを得ないのですが、よくできた話ではあります。的確なタイミングでもっともらしい情報を出したからこそ広がったとも言えますので、悪い意味で作戦勝ちですかね。
DAZNもどこから取得しているのか分かりませんが、よくスケジュールを拾ってくるな…と感心します。メキシコのグアダラハラ(7/23にユヴェントスと対戦)の試合も載ってるんですからね。もちろん、リーガMXをDAZNで配信するという情報は現時点でまったくありません。ある意味親切ですが、ある意味雑だとも言えます。だから憶測が生まれてしまうのです。
繰り返しになりますが、慌てずに正式発表を待ちましょう。「妄想」を題名に付けている当ブログではありますが、妄想の種となる情報はあくまで事実に即したものでないと…と考えております。
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