マクラーレン、F1とインディカーで引き抜き工作か。

F1とインディカーで不可解なドライバーの引き抜き工作が展開されているようです。両方のシリーズに参戦しているマクラーレンが噛んでいると噂されています。


まず勃発したのが、昨年のインディカー王者であるアレックス・パロウ選手の移籍騒動。現在所属するチップ・ガナッシが来年も契約すると発表したのですが、パロウ選手は即座にこれを否定。マクラーレンへの移籍を発表したのです。この問題は法廷闘争に発展する見込みです。


来年も引き続きインディカーに参戦するものと考えられていますが、同時にF1のテストドライバーになることも発表されており、近い将来F1への参戦も充分に考えられます。

F1はヨーロッパ、インディカーはアメリカ中心のモータースポーツであり、これまで接点は薄かったのですが、アメリカでF1人気が高まり、来年は3レースの開催が予定されています。パロウ選手はスペイン人ですが、インディカー王者がF1でどこまで通用するのか観たいという声もあるでしょう。そうなるとジャック・ヴィルヌーブ選手までさかのぼることになるでしょうか。


そして、F1でも大きな動きが。アストンマーティンに所属するセバスチャン・ベッテル選手が今年限りでの引退を発表したことがきっかけでした。その後釜として、アルピーヌに所属するフェルナンド・アロンソ選手が移籍すると発表されたのですが、当のアルピーヌは寝耳に水だったよう。


その後、一昨年のF2王者で今年はアルピーヌのテストドライバーを務めるオスカー・ピアストリ選手を来季F1に昇格させると発表したのですが、今度はピアストリ選手がそれを否定するという事態に。大西洋をはさんで混乱が続いています。

ピアストリ選手が否定するということは、水面下ですでに他のチームからF1に参戦する話が進んでいるということ。そして、噂となっているのがマクラーレンというわけです。


F1の契約書なんて紙切れ同然。違約金さえ払えばどうにもなると以前は言われていたのですが、最近はおとなしかっただけにある意味懐かしささえ感じます。しかし、昔と違うのはF1に閉じた話ではなく、ワールドワイドになっているということです。

マクラーレンは昨年サウジアラビアの投資ファンドなどから資金調達に成功。一時期の低迷から脱し、再び豊富な資金を獲得しています。その期待に応えるためにも、なりふり構わぬ札束攻勢に出ているとみる向きもあります。個人的にはまたサウジか…とも思ってしまうのですが。


F1は先週のハンガリーGPからしばらく夏休みに入りますが、ベッテル引退から発生した玉突き移籍の波でしばらく楽しませてくれそうです。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000