ONE Championship、北米でAmazonと契約。上場の計画も。

シンガポールに本拠を置く格闘技団体・ONE Championship。本日(8/27)に開催されている「ONE FIGHT NIGHT 1」は、現地時間で朝8時(日本時間9時)からのスタートで、異例の早朝開催となっています。


ONEはこの大会からAmazonと契約を結んでおり、アメリカ・カナダで年間12大会以上を配信する予定です。5年契約で金額は「8桁」と言われています。なお、日本ではABEMAが配信しています。

もともとアメリカ進出を目論んでいたONEですが、コロナ禍により計画は遅れていました。2019年にはTNTと放映権契約を結びましたが、イベントの開催自体が滞りました。大きな赤字を計上し、先行きを懸念する声も出ました。


しかし、昨年12月には1.5億ドルの資金調達に成功します。調達元にはカタール投資庁の名前も含まれています。TNTとの契約が満了し、改めてAmazonをパートナーに選びました。来年には念願のアメリカでの興行を計画しているとのことです。


また、アメリカでの株式上場を計画しており、運営会社をシンガポールからケイマン諸島に移したと報じられています。果たして2年遅れの逆襲はなるのか。アジア発の格闘技団体として、アメリカに爪痕を残すことはできるのでしょうか。

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