NBA、リーグパスを大幅値下げ。

NBAは、ストリーミングサービス「NBA League Pass」の料金を来シーズンから大幅に引き上げることを発表しました。標準パッケージが年間230ドルから99.99ドルに。プレミアムパッケージが280ドルから129.99ドルになります。半額以下という思い切った設定です。

なお、日本では楽天がリーグパスの販売権を取得しており、こちらは来シーズンから年額21,780円に値上げされることが発表済みです。楽天は高額で権利を購入しており、また円安の影響も受けているので致し方ないところですが、これだったら本国のほうで購入したいと考えるファンも出てきますよね…

値下げの背景としては、ストリーミングサービスの競争が激化していることがあげられます。ライバルはスポーツだけではなく、NetflixやDisney+などです。


現行の放映権契約は2024-25シーズンまでで、現在次期契約に向けた交渉が進んでいます。現在の放映権料は9年総額240億ドル、年間では26.6億ドルですが、新契約では年間80億ドル以上に跳ね上がると推測されています。


もちろん金額に見合った価値を提供できなければ、その目論見は崩れます。値下げによってとくに若者層を取り込み、ファンを拡大させることが長期的な視点から必要だと判断されたのでしょう。もちろん、現時点ですでに潤ってるからできることだとも言えますが。

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