サウジ政府ファンド、beINへの出資を検討か。

Bloombergが報じたところによると、サウジアラビアの政府系ファンドであるPIF(Public In vestment Fund)が、カタールのbeIN Media Groupへの出資を検討しているとのこと。いやぁ、これって本当なんですかね。


当ブログではここ数年にわたって、サウジとカタールの緊張関係に関する記事をお届けしてきました。両国の国交は回復し、サウジがバックアップしていたとされる海賊放送局・beoutQは閉鎖。サウジ政府はbeINの放送禁止を解いたのですが、これまでの経緯を考えると、たとえ少数であったとしても出資を受け入れるとはさすがに考え難いのですが…

beoutQの登場はbeINの経営に少なからぬダメージを与えました。もちろん経営ですから生き延びなければ意味はないのですが、その当事者であったサウジが手を差し伸べるというのは、正直言って意味が分かりません。


最近ではLIVゴルフの話題が喧しいですが、その他にも2029年に冬季アジア大会の開催が決定。砂漠の国という印象が強いですが、2,000m級の山岳もあるんだそうです。そして、2030年のFIFAワールドカップ、2036年のオリンピック誘致にも動いています。


もちろん関係修復は悪いことではありませんが、こんな形でよいのか、その背後に隠されたものはないかを常に監視していかねばなりません。

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