ラグビーリーグ「プロ14」の放映権を獲得した新興勢力

いよいよ来年にワールドカップ開催を控えるラグビー。

南半球で開催されるリーグ戦「スーパーラグビー」に日本から参戦する「サンウルブズ」は現在開幕から3連敗と苦戦中。しかし、強力なライバルはヨーロッパにも出現している。それが「プロ14」。去年までは「プロ12」だったが、スーパーラグビーから離脱した2チームが加わったことでさらにパワーアップした。

そんな「プロ14」の放映権を今年から獲得したのが、プレミアスポーツという放送局。衛星放送Skyの1チャンネルとして番組を提供するほか、独自のストリーミングサービスを展開。料金は月9.99ポンドとのことで、月9.99ユーロのDAZNよりはちょっと高め。しかし、当のSky Sportsなどを抑えて勝利したことは現地の方にとっては驚きのようだ。

いまのところイギリス・アイルランドでサービスを展開するプレミアスポーツと、ドイツ語圏でサービスを展開するDAZNは商圏としては被っていないが、やがて競合に発展するかもしれない。まだまだプレミアスポーツのコンテンツ力は高くないが、DAZNで配信されていないNHLをカバーしているなど、侮れない部分はある。今後どんな戦いを見せてくれるか、ちょっぴり楽しみでもあり、ちょっぴり怖くもある。

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