デビスカップがATPツアーに統合。男女混合団体戦も新設。

男子テニスの国別対抗戦・デビスカップが2023年からATPツアーのカレンダーに組み込まれることになったとのこと。デビスカップの主催者であるITF(国際テニス連盟)とATPが新たな提携を結んだことによる措置で、これによりデビスカップの代表に選ばれた選手にとってはスケジュールの緩和につながります。

ATPは2020年から独自の国別対抗戦「ATPカップ」を開催していましたが、今年をもって廃止されることも決定しました。来年からはWTAの協力のもとで男女混合の大会「ユナイテッドカップ」が開催されます。従来のATPカップと同様、新年にオーストラリアで開催されます。ATP・WTAの公式大会となるため、選手にはツアーポイントも加算されるとのことです。


実は2019年まで、ITF主催による男女混合の「ホップマンカップ」という大会が存在していたのですが、ツアー非公認のためポイントは加算されていませんでした。2020年にATPカップが始まると、押しのけられる形で終了となっています。


ITFはこれに替わる新たな大会を模索していたようですが、結果的には諦めた形になります。それと引き替えにデビスカップの地位向上を手に入れた形です。

雨降って地固まる・・・と言ってよいのか、コロナ禍によるツアー中断のダメージを受けて、ATPとWTAの距離は接近。将来的には統合される可能性も出てきています。また、ITFやグランドスラムの主催者も加わり、昨年3月には「T7ワーキンググループ」が設立されたことが報じられています。


それから1年半あまり。もちろん複数の団体の利害調整は簡単にいくものではありませんが、それでも徐々にこのような動きが出てきたことは評価すべきでしょう。

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