Big12カンファレンス、FOX・ESPNと契約更新。

アメリカのカレッジスポーツは現在再編の風が吹いています。有力校を失うことが決まり、放映権契約の今後が危ぶまれていたBig 12カンファレンスですが、FOX・ESPNと結んでいる契約を好条件で延長する見込みとのことです。


現在の契約は2025年までで、年間2.2億ドルとなっていますが、新しい契約は6年間(2031年まで)で、年間3.8億ドルに引き上げられるとのことです。これにより、カンファレンスの中ではBig Tenに次ぐ2番目の規模となります。

Big 12という名前ではありますが、現在加盟するのは10校です。そのうちオクラホマ大学とテキサス大学が現在の契約の切れ目にあたる2025年をもってサウスイースタン・カンファレンス(SEC)に移籍します。


それと入れ替わる形で、ブリガムヤング大学・セントラルフロリダ大学・シンシナティ大学・ヒューストン大学の4校が新たに加盟すると発表されています。つまり、12校で新しい契約を迎えることになるのですが、ここに来てゴンザガ大学が加入に前向きとの報道が。八村塁選手も所属していたことで知られるバスケットボールの名門校が加わると、カンファレンスの地位はさらに高まることになります。

次に注目が集まるのは、2024年で契約が切れるPac-12カンファレンスです。こちらもUSC(南カリフォルニア大学)とUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の離脱が決まっており、存続の危機すら囁かれています。こちらの契約は果たしてまとまるのでしょうか。

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