新興ラケットスポーツ・ピックルボール、分裂状態に改善の兆し。
最近執筆した記事で、アメリカで人気を獲得しつつある「ピックルボール」の話を書きました。その中で、MLPとPPAという2つのプロツアーに分裂していることも触れたのですが、その後新たな動きが出てきました。
11/3、PPAは来年から「VIBE」という新たなリーグを発足すると発表しました。PPAはシングルスとダブルスの大会を開催してきましたが、VIBEはチーム戦で、メンバーは12月に開催されるドラフト会議で決定するとのことです。NBAダラス・マーベリックスのオーナーがVIBEの最初のチームオーナーとして発表されています。
対するMLPはもともとチーム戦であり、上の記事にある通り大物スポーツ選手らがチームの出資者として名を連ねたことで話題となりました。11/8には「バドワイザー」などのブランドを持つアンハイザー・ブッシュ社もチームオーナーになることが発表されています。この時点までは、PPAとMLPはさらなる対立構造を生み出したように見えていたのですが…
11/9、突如としてMLPとVIBEが合併することを発表したのです。前日まで対立していた両団体が突然握手をしました。いったいどうなってるんでしょうか。合併後のリーグはMLPとなるようですが、VIBEとはなんだったのか…
まぁ、そこは良くも悪くもアメリカらしいと言いますか、合理的な判断だったのでしょう。これで個人戦のPPA、チーム戦のMLPという構図に生まれ変わることになります。
しかし、話はこれで終わったわけではありません、APPという団体もあったりするんですね。PPAとAPP、私も正直混乱しています。これもいずれは整理されるのでしょうか。
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