近代五種「SASUKE」採用を可決。五輪生き残りに必死。
オリンピックから除外の危機に瀕している近代五種が、馬術に代わる競技として「障害物競争」の導入を検討していること。そして、TBSの人気番組「SASUKE」の海外版で使われているセットがテスト大会に持ち込まれたことを以前の記事で取り上げたのですが、今回はその続報になります。
近代五種の統括団体であるUIPMは、障害物競走を導入する規程の改正案について投票を行い、賛成69:反対11で可決されました。この結果をもって、2028年のロサンゼルス五輪で新しい近代五種を採用するよう、IOCに提案するとのことです。
とは言っても、引き続き除外候補であることには変わりません。除外されればIOCからの分配金も減ることになり、組織そのものが存続の危機に晒されるかもしれません。いわば、やむにやまれず事情で最後の賭けに出たといったところでしょうか。
「SASUKE」のセットが採用された障害物競争とはどんなものかと言うと、TBSが実際に取材した映像がYouTubeにアップされていますので、こちらをご覧頂ければと思います。まぁ、馬術とはまったく異なった性格の種目であることは間違いありません。
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