なぜ川井ちゃんは頭を聞き逃すのか
いちおうDAZNへの訪問取材記事なんだけど、この中でオグタンこと小倉さんが思わぬ暴露をしている。詳しくは記事を読んでいただきたい。
また、DAZNの遅延が大きい理由についてもわかりやすく述べられている。要約すれば、ロンドンにある本社から日本に映像を送り、日本でコメンタリーをつけてまたロンドンに送り返す……という処理をしているから。
別の記事では、DAZNの中の人が遅延を10秒くらいにしたいと語っているのだが、回線のさらなる高速化が必要なので、そう簡単にはいかないだろう。
フジテレビがF1中継を開始したのは1987年。今年で32シーズン目となる。当初は中島悟がいて、アイルトン・セナとホンダエンジンのタッグがブームを演出。
当時はバブル期で日本企業がスポンサーやチームオーナーになることも多かった。さらにフリーになったばかりの古舘伊知郎氏を実況に起用。当初はプロレス仕込みの苦情が殺到したらしいが、だんだんF1の顔として溶け込んでいった。
そんな中でも、川井ちゃんのサクセスストーリーは本当に面白い。現地スタッフとして仕事をしていたら突如ピットレポーターに抜擢。その甲高い声からたちまち人気となり、ついには女優の鈴木保奈美さんと結婚するまでに至る。
残念ながら世界を飛び回る仕事だけにすれ違いもあったようで長続きはしなかったけど、後藤久美子とジャン・アレジに匹敵する大きな話題だったといえる。
30年たったいまでも川井ちゃんとして親しまれる。今宮純さんも正直老いは隠せないがまだまだ健在だ。彼らが培ってきたノウハウはいまでもフジテレビの中継に生きている。
ただ最近は川井ちゃんが現地に行く回数が減った。経費節減もあるので、プレスとして登録できる最低条件となる回数に絞っていると聞く。やはりフジテレビのアドバンテージは現地情報だと思うので残念な話だ。
今年で30回目の開催を迎える鈴鹿だが、今年で契約が切れる。ドライバーにも大好評な鈴鹿だが、延長はかなり厳しい状況とのこと。
ホンダが参戦しているとはいえ成績は芳しくなく、起爆剤となるのはやはり日本人ドライバーの復活だろう。その候補である松下選手や福住選手の今年の活躍を期待する。
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