【速報】DAZN、日本でも廉価プラン導入&既存プラン値上げ

まだ発表されたばかりで情報少なく申し訳ないのですが、取り急ぎお知らせします。


DAZNは2/14から廉価プラン「DAZN Global」を提供するとともに、既存プラン「DAZN Standard」を月額3,000円→3,700円に値上げすることを発表しました。

昨年夏にはスペインでラ・リーガを抜いた新プランを導入。今年初めにはイタリアでセリエAなどサッカーを抜いたプランを導入しています。この流れが日本にも採用された形です。ちなみに、スペインでは女子サッカーに限定した新プランも始まっているのですが、これはまた別の記事でお伝えします。


それとともに既存プランを値上げするのも既定路線と言えます。コアとなるコンテンツのファンには値上げによって赤字の解消をはかり、それ以外のファンについても何とか取り込もうとする施策だと言えます。物価高と円安の影響は当然受けているでしょう。

スペインならラ・リーガ、イタリアならセリエAを分離するというのは分かりやすいんですが、日本だとJリーグ、プロ野球、そしてF1とコアになるコンテンツが複数あるため、このプランの導入は難しいのでは…と推測していました。どうやら分離することはできなかったようで、「DAZN Global」には名前の通りDAZNがグローバルで保有しているコンテンツが中心になっていくものと考えられます。


昨年のDAZNはとくに格闘技のコンテンツをグローバルで購入する動きが相次ぎました。これも後ほど記事にしますが、最近ではYouTuber・KSIが立ち上げたボクシングの興行団体と新たに5年契約を結んだことを発表しています。あとはテニスのWTAツアー、バスケのFIBA主催大会、サッカーのラ・リーガ女子(リーガF)や女子欧州CLあたりは入ってきそうです。


「DAZN Global」「DAZN Standard」それぞれで配信されるコンテンツの詳細は明らかになっていません。更新されるかが懸念されているF1についても、モータースポーツの配信に触れていることから更新されそうな雰囲気は漂っていますが、正式発表はありませんので、今後の発表を待つことになります。プロ野球については、昨年に引き続き広島以外の11球団となることが示唆されています。

Jリーグの「年間視聴パス」がまだ発売されていない問題についても、今回の発表によってようやく事情がつかめてきました。やはり価格の調整をしていたことに起因するのでしょう。今後発売されるかどうかは分かりませんので、こちらも正式発表を待ちましょう。裏を返せば、両者の契約が打ち切られる事態はいったん回避されたと言えます。

「DAZN for docomo」についても気になるところでしたが、ドコモからの発表では既存の契約者についてはいったん据え置きになるようです。もちろん、今後変更される可能性は十二分にあるわけですが。

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