クラブWCとACLとDAZNマネーと

コンフェデ杯廃止の話は以前からあがっていた記憶があるけど、ワールドカップのプレ大会にあたるイベントとして、代わりにクラブワールドカップを持ってくるらしい。
クラブワールドカップ(CWC)が4年ごとの開催となれば、UEFA CL以外の大会の価値が下がることは間違いないわけで、Jリーグ勢にとってもACLを戦う旨みがなくなる。

今年は4チーム中、鹿島以外の3チームが一次リーグ敗退という惨敗だっただけに、その原因を「DAZNマネーが高すぎる」ことに求める論調が目立った。Jリーグで上位に入ることのメリットが大きくなりすぎて、ACLはほとんど罰ゲーム化したという意味なのだろう。
平日開催でホームでは観客が入らず、アウェイでは長時間の移動を強いられる。そりゃしんどいですよ。

DAZNは何度も言っている。Jリーグの魅力は戦力均衡だと。オッズメーカーはレスターの優勝に1001倍のオッズをつけたが、今年のJリーグならば長崎や名古屋に1001倍がつくなどまずあり得ないだろう。

しかしアジアで戦うならビッグクラブ育成に舵をきる必要がある。ターンオーバーが完全に機能するだけの戦力を用意できる資金力を持たせる必要がある。DAZNマネーによって賞金をはじめさまざまな分配金が増額されたが、この件によって分配のあり方もまた問い直されることとなる。

いちおうこのブログの趣旨っぽく放映権の話をしとくと、現在は日テレにあるが、DAZNが取れという声が一定数あるようだ。
でも契約年数というものがありまして、それが切れるまでは動きようがない。ただトヨタカップの復活とかがない限りは日テレが契約延長する意義は薄れたとも言える。

ところでUEFA CLについてはコナミとの契約終了という大きなニュースがあったのだけど、そのへんの話はまた近いうちに。

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