NBAと楽天とパフォームと

※もう少し先に公開する予定の記事でしたが、楽天グループのヴィッセル神戸がバルサのイニエスタ獲得に動いてるとのニュースが入ったため急遽繰り上げます。


DAZNを運営するパフォーム・グループは、NBAの公式サイトを運用するパートナーシップの延長を発表。
この中には日本版のnba.co.jpも含まれる。契約期間は複数年とだけ発表されている。
ところがご存知の通り、今季(2017-18シーズン)より、日本におけるNBAの放映権は楽天が獲得している。
こちらの契約期間は「東京五輪期間を含む複数年」だとのことで、短くても2019-20、もしくは2020-21シーズンまで継続されそう。この間はさすがのDAZNでも手が出せない。(サブライセンスという手段はあるが)
まぁ、これはこれ、それはそれということ。ビジネスなんてそんなものである。

楽天はNBAではウォリアーズのスポンサーになり、サッカーではバルサのスポンサーとなった。
国内市場では成長の限界に達している楽天にとって世界戦略は生命線。次は当然ラ・リーガの権利を狙ってるに違いない。

ラ・リーガの放映権は2019-20シーズンまでソフトバンクの系列会社が持っており、スポナビライブの撤退によりDAZNに貸し出されている状態。
また、バスケのほうはFIBA主催の国際試合はパフォーム・グループが権利を持っており、DAZNでも多数配信されている。

もし楽天が本当に東京五輪を見据えた戦略を練っているのなら、ここはクロスライセンスという方法もあるのではないかと。NBAが最高峰なのは当然だけど、他の国のバスケにも興味を持ってもらう必要はあると思う。

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