30年越しの夢。横浜でフォーミュラE開催なるか。

以前から噂が流れては消え、流れては消えの繰り返しだった、日本でのフォーミュラE開催。また報道が出てきたけど今度こそ本物か？

もともと第5シーズンにあたる2018/19シーズンでの開催がターゲットにされており、いくつかの候補地もあがっていた。

その中には東京都心という案もあるようだが、テレビ朝日が放映権を手放してしまったので現実味は薄れている。現在はJSPORTSがライブ中継、BS日テレが録画ダイジェストの放送を行っているが、地上波・衛星波・有料放送・ネット配信のすべてを掌握していたテレ朝に比べるとなんか頼りない。

となると、来シーズンより参戦する日産が本社を構える横浜が最大の候補地となる。

実は1987年、F1日本グランプリを復活させるにあたって鈴鹿とともに候補地となっていたのが横浜・みなとみらい地区。当時はまだ何もない埋め立て地だったので、振興の起爆剤としてF1誘致に相当気合いを入れていたと聞く。

バブル崩壊で進捗が遅れたとはいえ、現在のみなとみらい地区は相当発展した。いまからF1を開催しようとしてもおそらくコースはとれない。でも1周2km程度ですむフォーミュラEであればコースは作れるだろう。先日開催されたトライアスロンでは赤レンガ倉庫付近を使っていたので、そちら側も考えられる。

交通規制が厳しい日本においては政治の後押しも必要。自民党には「モータースポーツ振興議連」があり、もちろん元レーサーでもある三原じゅん子議員も名を連ねている。

彼らは公道レースの開催を行いやすくする「モータースポーツ振興法案」を議員立法で提案することを目指しているが、他の法案の後回しにされ続けているのが実状のようだ。

このブログで政治的な話をするつもりはまったくないんだけど、この件については自民党も野党も協力して進めて頂きたい。ほんと頼みます。

さて、来季のフォーミュラEはサウジアラビアで開幕することが決定した。しかも10年間の開催契約。

中東諸国は石油の次を見据えている。砂漠は太陽光発電にぴったりだ。電気自動車のレースはクリーンエネルギーのアピールの場として最高の場になることは無論言うまでもない。