放映権トラブルで中断のエクアドルリーグ、その後。

放映権料をめぐるトラブルで中断していたエクアドルリーグですが、現在無事再開されているとのことです。

放映権の一部を保有するディズニー傘下のStar Plusが撤退を表明したことに端を発する今回の騒動ですが、その後エクアドル国営の通信会社であるCNTとディズニーの間で業務提携が結ばれました。これにより、Star PlusやDisney+、ESPNなどディズニー傘下のコンテンツがCNTを通じて提供されることになり、撤退が阻止された形です。

昨年からエクアドルリーグの権利を獲得したStar Plusでしたが、コスト削減を目的としてCNTとの提携を希望していました。その交渉がまとまらずに今シーズン開幕を迎えてしまったため、これ以上の配信はできないと撤退を表明したわけです。

Star Plusが撤退してしまうと、元々の権利者だったGolTVも放送を維持できなくなり、放送がなくなれば、GolTVのチャンネルを提供しているDirecTVがGol TVを提訴する姿勢を見せていました。そのため、放送なしで試合を開催するわけにはいかず、中止に追い込まれたという次第です。まぁ、なにかと複雑ですね…。