Bally Sports破綻の余波?でマイナーリーグの配信が無料に。
アメリカのBally Sportsが経営破綻したのは記憶に新しいところですが、Bally Sportsのネーミングライツを保有しているBally社がMLBと契約し、今シーズンのマイナーリーグの放映権を獲得しました。
もともとマイナーリーグの試合は、MLBが自ら運営する「MLB.TV」の中でオプションサービスとして配信されていましたが、Ballyは、自らのアプリを通じて試合を無料で配信するとのことです。
Ballyのアプリ内で提供されているゲームなどを通じて、マイナーリーグの試合をさらに楽しめる仕掛けが施されているとのことですが、当然ながら本命はBallyの本業であるベッティングのはず。しかし、MLBはマイナーリーグの試合を対象にすることを認めていないとも報じられています。しばらくはテスト期間で、今後解禁される方向なのでしょうか。
Bally Sportsの破綻により、一部の球団のローカル放映権は契約が解除される可能性があり、その場合は一時的にMLBが直轄する形になると考えられますが、その間に損失が発生することは避けられません。また、Bally側もネーミングライツの契約が不安定な状況であり、両者が直接関係を持つことで今後に備えていると考えることもできるでしょう。
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