Vリーグは変革なるか。大河副会長インタビュー
何度かプロリーグ化が模索され、その都度見送られてきたスポーツと言えば、バレーボールを連想する方は多いかと思います。Vリーグは2024-25シーズンから再編の計画が発表されていますが、完全プロ化というわけではありません。所属クラブの独立採算を進めることで、段階的に発展させていく計画です。
さて、この計画の音頭をとっているのがVリーグ機構の大河正明副会長です。Jリーグ常務理事、そしてBリーグチェアマンを経てVリーグにやってきました。ハンドボールの葦原氏もBリーグ創設に関わったキーマンでしたが、彼の挫折をどうみているのでしょう。
タイミングがいいのか悪いのか、「REALSPORTS」に掲載されていた大河氏のインタビュー記事が先日最終回となりました。以下にリンクをまとめておきます。これについては、余計な解説を加える必要もなく、ただ単純に「読め」ですね。
- バレーボール界の変革担う“よそ者”大河正明の挑戦。「『アタックNo.1』と『スラムダンク』の時代の差がそのまま出ている」
- 「Bリーグの純粋の稼ぎが62億円。Vリーグは3億程度」選手、クラブ、リーグの観点で大河副会長が語る、バレーボール界の現状
- なぜVリーグは「プロ化」を選択しなかったのか? 大河副会長が見据えるバレーボール界、未来への布石
当ブログ的には以下の記事も追加しておきます。かつてDAZNがVリーグに支払っていた放映権料は年間4億円と推定されていますが、それに見合う価値はないといったんは判断されたわけです。
上のインタビューの2回目で「Vリーグの純粋な稼ぎは3億程度」という発言が出ていますが、ならば失った4億円の穴は実に大きい。今後どうやって穴埋めし、さらに拡大させていくかが問われます。
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