札幌五輪招致、2034年以降に延期か。
この記事は前日に執筆済みだったのですが、2034年も厳しいのではという見通しが新たに出てきたので、まずこちらを先に紹介しておきます。
先週の札幌市長選挙で3期目の当選を果たした秋元克広市長は、現在招致を進めている2030年の冬季五輪について、2034年への変更を視野に入れていることを明らかにしました。
秋元市長自身は招致に賛成の立場ですが、反対を唱える候補が合わせて4割の票を獲得したことで、世論を無視できなくなったのが背景のようです。
東京五輪の汚職の捜査が進み、世論を支えきれなくなっているとはいえ、札幌は以前として2030年の最有力候補であることには変わりありません。ここで札幌が降りた場合、じゃあ2030年はどこが開催するのか?という話になります。
札幌の最大のライバルと思われていたソルトレークについては、札幌優位の状況から2034年に方針を切り替えつつありました。2028年のロス五輪と連続でアメリカ開催というのも…という話なのですが、札幌が自ら降りるのならば遠慮は無用です。といっても今から準備が整うかどうか。
もうひとつの候補として浮上しているのがスウェーデンで、今年2月に招致の検討を始めたと発表しています。既存施設が充実しているので、開催能力は問題ないでしょう。あとは国内の世論が盛り上がるかどうかです。
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